イチローは2001年11月20日の移籍1年目の年にメジャーリーグ
(MLB)で日本人初のMVPを受賞しています。
しかも、メジャーリーグ初の日本人野手でもあります。
今回はイチローの成績・2度目のMVPを逃した理由についても
まとめましたので、最後までご覧ください。
イチロー2001年「MLB」1年目の個人成績
現在は、シアトル・マリナーズの「会長付特別補佐兼インストラクター」を務め
るイチローですが、メジャー1年目ではとんでもない記録を打ち立てています。
日本人でメジャーリーグ年間MVPを獲得したのは「イチロー」ただ一人で
2001年のこの1回だけなんです。意外な感じがしますね。
- 打率:350
- 安打:242
- 本塁打:8
- 打点:69
- 盗塁:56
- MVP(最優秀選手賞)
- 新人王
- 首位打者
- ゴールドグラブ
- オールスター出場
- シルバースラッガー
- 最多安打
- 最多盗塁
イチローの凄さは2004年に最多安打262本、打率372で首位打者!MVP選ばれず
イチローは2001年にMVPを取っていますが、実は2004年にもチャンスはあったんです。
- メジャー最多安打:262本
- 打率:372で首位打者を獲得
★2004年MVP:ア・リーグでブラディミール・ゲレーロ外野手が受賞しました。
2004年のゲレーロ選手の成績
- 打率:337
- 打点:126
- 本塁打:39本
関連記事:MLBで大谷翔平が「満票420P」MVPを獲得!決め手の理由は【記録ずくめ】
イチロー2004年のゾーン別打率が異次元すぎる!
2004年「イチロー」のゾーン別打率 pic.twitter.com/cIoHX9NmTc
— 風化させないbot (@bot05179422) March 21, 2019
この数字がいかに異次元的な数字なのかは見れば一目瞭然ですが、すごくわかりやすく
言えば、ストライクゾーンに入ってくれば3割以上の確率でヒットにする!
特に真ん中からインコースに限っては「4割」を超えていて2004年のイチローは
敵のチームからしたら、厄介なバッターであったと言えます。
そして、イチローは以下のような言葉を残しています。
「MLB」2004年は262安打の異常な記録を残すもMVP落選?なぜか~
2001年に続き2004年もMVPが期待されたイチローでしたが、残念ながらMVPは
ゲレーロ選手が受賞しました。なぜイチローはMVPを逃したのでしょうか?
それは、チームの成績が関与していたのではないかと報道されました。
MVPを取った2001年は地区優勝を果たし、2004年は4位に終わっています。
これがすべてではないとは思いますが、少なからず関係はしていると思われます。
ただ、イチローは翌年の2005年に「コミッショナー特別表彰」を受賞しています。(日本人初)
これは年間MVPを超えると言われるほど素晴らしい賞になります。
なぜなら、この「コミッショナー特別表彰」は毎年必ず受賞者がいるわけではなく、
野球界に貢献・影響を与えた選手やチームに与えられるものだからです。
2021年は大谷翔平選手が受賞しましたね。
関連記事:大谷がコミッショナー特別表彰を受賞!歴代は?「MVP」を超える価値
イチローは世界記録保持者!MLBの殿堂入りはしないのか?
イチローは日本で9年プレーをしアメリカで19年、その偉大な
世界記録はどのようなものでしょうか?
- 安打数:日米通算:4367本
- MLB年間最多安打:262本
この2つはギネス世界記録に認定されています。
ここまですごい記録を作ってきたイチローさんはMLBの殿堂入りは
しないのか?気になりますよね?
実はMLBの殿堂入りにはある条件があるのです。
条件として課せられます。この条件をクリアするには2025年を待たなければなりません。
まとめ
イチローさんは日本球界だけでなくメジャーでも数々の記録を
塗り替えてきた天才バッターです。
でも、イチローさんは自分のことを天才とは言いませんからね。
当たり前のことを当たり前のようにやる!これがいかに難しいことか
人としてもとても素晴らしい方ですよね。