最近では、雨水タンクを設置しているご家庭も増えてきましたね。
私の市では商品代金の約半分(上限3万円)まで雨水タンクの補助金を受けることが、
できるので念願の「200リットル」のタンクを設置してみました。
ちなみに、お値段は49,489円で補助金は24,000円です。
でも、雨水タンクは雨が降って初めて利用価値があるのですが、
雨が降らないと全くもって使い物にならないのですが、私の家ではある方法により
効率よくこの雨水タンクを利用しています。
そこで今回は、購入を考えている方や実際に購入して後悔した方向けに、
我が家での利用方法を詳しくご紹介します。
雨水貯留タンクの最大のデメリットは「雨が降らなきゃ水がたまらない」
最近は1ヵ月以上まともな雨が降りませんので、雨水タンクは空の状態。
これじゃせっかく高いお金を出して購入した、雨水タンクが使い物になりません。
雨水タンクを買って後悔したと思う瞬間ですね(泣)
これが、雨水タンクを使ってみて思った最大のデメリット。
当然と言えば当然ですが、私の家では駐車場や車の洗車・庭のお手入れなどで
水を使う頻度が高いので、雨が降るのを待っていてはいつのことやら・・・。
そこで私は考えたんです。
いいんじゃないか?とそう思ったんです。
そして、実際に風呂の水をタンク内に入れてみました。
私が使っている風呂水をくみ上げるポンプです。これを使って雨水タンクへ風呂の水を移動させています。
風呂と雨水タンクの距離は約6メートルと離れていますが、問題なくポンプで水を汲み上げています。(風呂水ポンプから雨水タンクへのホースは別途必要)
雨水貯留タンクに風呂の残り湯を入れてみた
雨水タンクには、雨水以外は入れてはいけないなどの規則がありますが、
気にせず家では使っています。
- 雨が降れば雨水を貯水する
- 雨が降らなければ風呂水を貯水する
毎日、捨てている風呂水を有効活用できるわけですから、使わなきゃもったいないですよね??
実際に風呂水をタンクに入れてみると、ちょうどタンクが満水になるくらいに
貯まりますので、毎日捨てる風呂水を有効活用できるわけです。
ただし、雨が降ってタンク内に流れ込む水は非常に汚いので、せっかくきれいな
タンク内の風呂水が汚れてしまうのがデメリットでもあります。
なので、最低でも月に1回くらいはタンク内の水を空にして清掃する必要があります。
または、雨水が入らないようにして風呂水専用のタンクとして利用すれば、掃除をするという手間が省けます。
雨水貯留タンクに風呂水を使うことで「ボウフラ・水が腐る」などの対策が可能
雨水タンクを使っていて、夏は35度を超える日が続くと「ボウフラ・水が腐る」など
の問題が出てきますが、風呂水を入れて使えばその問題が解決します。
それはなぜかというと、水を頻繁に使うことで常に雨水タンクの中の水が
循環していることで「ボウフラ・水が腐る」などを回避できます。
当然、風呂水を入れたままにして1ヶ月も使わなければ腐ります。(当たり前ですね♪)
私のところは、常に新しい風呂水を入れ替えているので「ボウフラ・水が腐る」
などの問題は5年以上使っていますが、一度も起きていません。
気になる雨水貯留タンクの水圧とはどれくらいなの?(動画あり)
雨水タンクを購入する上で気になるのが、この蛇口をひねって出る水の勢いです。
買ったのはいいが、勢いがなくバケツに貯まるのに時間がかかるのでは、
イライラしますよね?
そこで家で購入したこのタンクの蛇口から出る水の動画を撮影したので、
購入するための参考にしてみてください。
雨水貯留タンクの水を高圧洗浄機で使う「車の洗車・外壁・駐車場・屋根」の洗浄に
雨水タンクに風呂の残り湯を入れて、高圧洗浄機を使うのが最も効率的なタンクの利用法になります。
車の洗車や駐車場・壁や外壁など通常の水道から水を使った場合は、おそらく
200リットル以上の水を使用すると思いますが、風呂水を使えば0円で済みます。
※各都道府県で水道料金は違いますが、200リットルで約48円です。
では、実際に高圧洗浄機につないでいる所を見てみましょう!
どうですか?雨水タンクの蛇口をひねれば、そのまま高圧洗浄機が使えます。
水道の蛇口から水を取った場合と何ら変わらず、勢いそのままで
高圧洗浄機が使えますので、遠慮なく水を使うことができます。
接続方法や使い方などが分からない方は、以下の記事を参考にしてみて
下さいね。高圧洗浄機のエア抜きがうまくできないと水圧が上がらないので注意してね。
今では家の外壁から屋根まで高圧洗浄機を使っているので、10メートルではホースが
届かないので、追加で延長ホース10メートルを購入しました。
これがめちゃ便利で20メートルあれば、家中すべて洗浄可能になります。めちゃ安い!!
雨水タンクの補助金はいくらくらい出るのか?調べてみた
雨水タンクは補助金制度を利用することで、導入費用の一部を補助してもらうことができます。
補助金の申請には、申請期間や申請条件などがありますので、詳細については
自治体のホームページや関連する公的機関のサイトなどで確認することをおすすめします。
私の場合だと商品代金が49,489円で補助金は24,000円でしたので、25,489円で購入できたことになります。
ちなみに今回私が取り付けた雨水タンクはこれです。
もう5年以上使っていますが、今のところ何の問題もなく使えています。
※全体寸法mm:幅736×奥行き498×高さ1100 重量が18kg
まとめ
雨水タンクは雨樋を使わなくても貯水が可能です。
風呂水を使えば、水道代金を気にすることなく思う存分いろんなものを洗うことができます。
正規の使い方だと雨が降らなきゃ正直、この雨水タンクは使い物になりません。
でも、風呂水を入れれば気兼ねなく使うことができますからね。