巻き爪は女性に多いように思いますが、意外と男性にも多いんですよね。
今回の「所さん大変ですよ」では巻き爪について紹介されました。
巻き爪が原因で起こる転倒とは?
足の爪はしっかりと指を使って蹴りだして歩くことにより、巻き爪にならないように
できています。しかし、指先が浮いた歩き方をしているとドンドンと爪が指に食い込んでいきます。
結果、巻き爪がひどくなり歩けないほどの痛みが発生します。
足の爪は何もしなければ、自然と巻いていきます。それを予防するために歩くことで
、下からの圧力を爪に加えることで巻き爪防止に役立っています。
ですから、巻き爪になる方の多くは指を使った歩き方をしていないという事ですね♪
東都大学の山下和彦教授は、巻き爪だと親指で自分の体重を支える事ができず
転倒してしまうとの事。
また、ここ数年はコロナの影響により自粛生活が続き、足の筋肉を使わないことが多くなって
「すり足」になり段差のないところでの転倒が急増しています。
ちなみに、番組で紹介された治療院での巻き爪矯正の患者さんは昨年の1.5倍
に増えたそうです。歩くことって大事ですよね。
巻き爪にならないための正しい爪の切り方
まずは、爪切りですが先端がまっすぐなものを使いましょう!
先端がカーブしているものは、指の爪を切るための爪切りだそうです。
爪の切り方で巻き爪になる原因が深く爪を切ること「深ヅメ」ですね。
爪は深く切ることで、次に伸びてこようとする時に爪の先端の肉の部分で、
先に進むことができずに、行き場をなくした爪は横に伸びようとして、巻き爪になります。
そして、爪の正しい切り方は足の指から伸びた部分だけをまっすぐにカットし、
角をやすりで軽く削るだけでOK!理想の形は「コーン」です。
また、若い女性にも巻き爪が多くその原因が「ジェルネイル」です。
ジュエルネイルは剥がれにくいので、非常に人気なのですがこれが意外と「巻き爪」
の原因になるそうです。
それはなぜかというと、長期間固めていることでジュエルネイルの圧力がかかり続ける
事で、ネイルの重みで両端から次第に巻いてくるとの事です。
巻き爪によって起こる転倒防止のトレーニング法
- イスに座りフェイスタオル1枚を用意する
- フェイスタオルを下に置く
- 指だけでタオルを持ち上げる
- 足だけを使い元の状態へ戻す
- この動作を5回繰り返します
これを行うことで、足の指に力が付くことで「転倒防止」につながります。
タオルがない場合は、イスに座った状態で指だけを「グーパーグーパー」を
繰り返すだけでも、同等の効果を得ることができますよ。
まとめ
歩き方や爪の切り方を注意するだけで「巻き爪」だけでなく転倒防止にまで
効果があるのですから、やってみる価値大ですね!
今回紹介した方法は、道具を使わなくてもできるのでホントにおススメです。