壁紙も築年数が経てば、汚れや日焼けなどで元の色からは
想像もできないほど、薄汚れてきます。特に、キッチンに関しては
汚れるスピードが早いこと!築30年にもなると、焼け方が半端ない!

そんなことで、今回は我が家の薄汚れた壁紙を、
DIYでお安く、キレイに張り替えたいと思います。

ちなみに、張る前(右)と張った後(左)の状態はこんな感じになります。
初めての壁紙の張り替えでもコツさえわかれば、誰でもプロ級の仕上がりに!

管理人
貼った後では恐ろしいほど、差が出るでしょ?(笑)

実は、壁紙くらいは簡単に貼れるだろうと私は思っていましたが、
案外一人で貼っていくと、様々な失敗や問題に直面します。

今回は、壁紙を張るために絶対に知っておくべきポイントや
激安にて購入できるお店まで、動画や画像を交えて詳しくお伝えします。

これであなたの家も新築同然に、よみがえりますよ ^ ^

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自分で(DIY)壁紙の張り替えを失敗しないためのコツ

壁紙を上手に貼るために絶対に知っておくべきポイント!

  • 必要な道具を揃えよう!
  • 柄物ではなく無地のものを選ぶ
  • 壁紙の重なり合うジョイント部分のやり方
  • 障害物に対する貼り方

ここで紹介した4つのポイントを知っておくだけで、出来上がりが格段に
違ってきますので、しっかりと理解をしておきましょう!

それでは、一つ一つ丁寧に画像や動画を使って解説していきます。

必要な道具を揃えよう!

壁紙を貼る際に必ず必要になってくるのが、ハケやローラーなどの
壁紙専用の施工道具です。

バラバラに単品で買う方法もあるのですが、逆に高くつくので初めからセットで
用意されているものを購入すると良いでしょう。

柄物ではなく無地のものを選ぶ

かわいい柄の壁紙が選ぶ方がいると思いますが、初めて壁紙を貼る場合は
できる限り避けてもらうのが、いいかと私は思います。

それはなぜかというと、90センチ幅の壁紙は重なり合わせるジョイント部分で
柄の位置を微調整して貼る必要性があるということです。
この後、紹介する
動画でも、柄物の壁紙を使って実演していますが、結構面倒くさい感じがします。

壁紙の柄

壁紙の重なり合うジョイント部分のやり方

初めて壁紙貼りに挑戦する方が、疑問に思うことがこの「ジョイント部分のやり方」

私もどうやってやるのか?プロのクロス屋さんに見積もりを取った際に、
教えてもらったり、実際、説明書にも書いてありますが、なるほど!と思える
やり方で行うんですよ。

では、詳しく解説しますね。

まずは、ジョイントテープ部分を下側の壁紙に4センチほど重ね合わせます。
そして、重ね合わせた中央部分(2センチくらい)をカットします。

ジョイント部分の説明

重なり合った下の状態は、こんな感じなります。

壁紙をめくって説明

ジョイントテープの真ん中あたりをカットしていきます。このジョイント
テープの役割としては、下側の壁紙に無駄なのりを付けないようする
ためなので、必ずしもジョイントテープ部分が重なり合わないといけない、
というわけではありません。

ジョイントテープがない状態でつなぎ合わせると、下側の壁紙にべっとりと
のりが付くので、それをふき取るのが案外、面倒なんですよ。

このやり方の最大のメリットは、定規を使わないでカットしてもジョイント
部分が、キレイにつなぎ合わせることができる点です。例えばクネクネした
波線のようなカットをした場合でも、ピッタリとジョイントできるんですね。

この時、管理人は心の中でこうつぶやきました。

管理人
この方法を考えた人、天才じゃね~?!

壁紙をカットします

余分な壁紙を切り落としたら、ジョイント部分を丁寧に手でずらしながら、
微調整をしていきます。貼った後に微調整ができるのが、この生のり付きの
壁紙を選んだ「最大の理由」になります。

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きっちり合わせ、ローラーで圧着させれば正直、どこでジョイント
させたかわからないくらい、キレイに継ぎ合わせることができます。

ここを適当にやってしまうと、すき間だらけで見栄えが悪くなって
しまうので、丁寧に作業をしていきましょう!

ローラーを使って圧着します

近くで見てもよくわからない程度であれば、遠くから見たらほぼ
つなぎ目がどこなのかわからないはずです。

わかりますか?どこがつなぎ目なのか?
ジョイント部分の仕上がり具合

画像ではちょっとわかりにくいって方には、今回私が壁紙を購入した「壁紙屋本舗さん」
が提供している動画で詳しく解説しているので、そちらをご覧ください。
(3分50秒あたりから解説)

障害物に対する貼り方(エアコン周りやスイッチ関係)

壁に何も障害物がなく四角い部屋だと、作業も非常に簡単なのですが、
そんな部屋はなかなかないもの。私の場合だと、スイッチ・
リモコン・エアコン周り・ブレーカー
などになります。

下の画像は、すでに貼り終わったものになります。

ブレーカーの周りに壁紙を貼る

この壁紙の張り替えで最も苦戦すると思われる、エアコン周りの作業に入ります。
では、詳しい内容は動画(壁紙屋本舗さん提供)にてご覧ください。

いかがでしたか?動画ではいとも簡単にやっていますが、私は超~苦労しました。

作業していて、動画のやり方ではちょっと無理と判断した私は、別の方法で挑戦しました。

エアコンの上と下とでバラバラに貼っていくやり方に変えました。
そうすることで、エアコンにカバーをすることなく、作業できますからね。

あとは、必要な長さを前もって測って、貼り付ければ簡単に作業することができるんです。
ジョイントのやり方も先ほど、紹介した方法で行えば上手に貼りつけることができます。


壁紙を自分で貼ってみましょう!リフォーム開始

注意すべきポイントを抑えることができたら、作業開始です。

まずは、取り扱い説明書を読んでおきましょう。私はこの説明書を読むのが
嫌いで、よく読んでいなかったせいで、この後、床がのりでベタベタになって
しまいました。(よく理解しておきましょう)

取扱説明書

説明書が読み終わったら、スイッチカバーなど壁に付いているものを、
すべて取り外し、のりが付いても大丈夫なように、マスキングを行います。

スイッチにマスキングをします

マスキングが終わったら、付属で付いていたマスカーテープを作業するスペースに
広げて、必要な長さに切っておいた壁紙を広げておきます。

ここでのポイントは、実際に貼る壁の大きさより、5センチほど長く紙を
カットしておくことをおススメします。
10センチ以上長くカットしてしまうと、
床にのりが付着して、掃除が大変になりますからね。 ^^

道具を用意する

壁の高さを測ったら、必要な枚数分の壁紙を事前にカットしておきましょう!

必要な長さにカットしておく

フィルムを剥がし、壁紙をジャバラ状に折りたたむ

必要な枚数分のカットが終わったら、次は壁に貼っていく作業になるのですが、
ここで、一つ注意することがあります。それは、壁紙のフィルムを剥がし、
折りたたむことで、簡単に作業することができるんですよ。

このやり方を知らないと、大失敗しますので必ず動画
確認しておいてくださいね(35秒あたりから解説)


遂に半日がかりで、作業した壁紙の張り替えが終了しました。
壁以外にもドアやその裏側まで施工しました。(いい感じ ^^)

壁紙を貼り終わった状態

最後に、どうしても角の部分は微妙に隙間ができてしまうので、
気になる方は、穴埋め用のシリコンシーラントの白色を使うことで、
キレイに角の部分を補修することができますので、ぜひ使ってみてくださいね。


今回、私が使った壁紙を紹介します。

壁紙屋本舗さんの漆喰模様の壁紙を選んでみました。なぜ私がこの壁紙屋本舗さんを
選んだのか?それは価格と品ぞろえの多さです。(おまけの幅広マスカー)

私もこの壁紙を張り替えようと思ってから、近所のホームセンターやクロス屋さん
など、たくさんのお店に足を運んだのですが、いまいち納得の商品が見つからず・・・。

ですが、ネットで壁紙屋本舗さんを見てこのお得感に超~ビックリ・・・。
30メートルで6,980円で送料無料!197柄でカッターの替え刃とマスカーまで
付いてこのお値段。

しかも、生のり付きで乾くまで何度も貼ってはがせる壁紙なので、非常に
初心者向き。さらに古い壁紙の上からも貼ることができるので、下地処理を
心配することもいらないんですよね。

プチリフォームしたいなら、壁紙を張り替えるだけでも部屋のイメージが、
ガラリと変わりいい気分転換にもなりますよ!

ホームセンターで購入すれば、15メートルで8,000~9,000円ほどする商品が
こんなに安いんですから、即決で購入しました。


実際に貼った場所はというと、キッチン全面・お風呂場の入り口のドア・
自分の部屋のドア・和室のドア表・裏など
結構たくさん貼っても
最終的には5メートル余ってしまうほど、十分すぎる量です。

また機会があればリピートしようと思える商品です。

壁紙はのり付きを購入?それとものりなしを購入?

壁紙は一般的にはプロが使うのりなしを購入すべきなのか?それとも
初心者でも簡単にできるのり付きを購入すべきなのか?悩むところですよね。

私的にはのり付きをおススメします。値段はのりなしと比べるとやや割高ではあるものの、
生のりや目盛りが付いているので、すぐに貼れるしメジャーで測る必要がありません。

ただ、最大のデメリットとしては3週間ほどでのりが固まってしまうので、
その間で使い切ってしまわないといけないので結果的には処分するか?
あらたに生のりを購入するかのどちらかになります。

のりなしは1メートルあたり140円ほどで購入できるので、30メートルの壁紙を購入した場合
4,000円で買えますが、生のりが2,000円ほどするので価格的には2,000円ほど安く買えます。

ちなみに生のりは、ぬるま湯で粉を溶かして使用します。


のり有り無しを選ぶ場合は、使う方の用途によって変わりますが、一気に使い切ってしまう場合は
のり付きをおススメしますが、こまめに壁紙を張り替えたいのならのりなしをおススメします。

下地の壁紙は剥がした方がいいのか?そのままか?

他のサイトでは、張ってあるクロスは剥がして下地処理を行ってから、
新しくクロスを張りましょうと言っていますが、正直、超~面倒です。

今回ご紹介した、張り方はクロスを一切剥がさずに、そのまま既存のクロスに
直張りするやり方です。やってみた感想ですが、はがす必要はないという結果に!

なぜか?剥がさなくてもプロ級の仕上がりにできたからですね。
壁紙を張って3年以上経ちますが、一切剥がれていませんので、このまま
5年・10年は問題なくいけると思います。

もし下地を剥がすとどうなるか?クロスのゴミが出る、剥がすためのヘラを
購入しなければならない、筋肉痛に悩まされる、下地材を購入
しなければならない。

どう見ても、メリットよりもデメリットが多くて剥がしてまでもやろうと思いませんね。
どうしても下地を剥がしてキレイに張りたい方は動画を見てください。

まとめ

今回は、初めてのお店で壁紙を購入して、試行錯誤で壁紙貼りに
挑戦しましたが、思った以上に失敗も少なく、納得するDIYを行うことができました。

いつもの私だと「やべ~やってしまった」と失敗談をたくさん掲載する
所でしたが、徐々にDIYも上手になってきたのか失敗が減ってきましたね。

でも、慎重にやっていても失敗するのがDIYなんです。今回の壁紙張りで失敗をまとめた
記事を書きましたので興味のある方は、ご覧になってください。

壁紙を自分で張替えたら大失敗!DIYはコツを知らないと高くつく
部屋のイメージを変えようと思ったら「壁紙」を張り替えるのが一番いいのですが、何事も初めてだとネットで探り探りで作業をするために失敗はつきもの。以前、初めて私の家の壁紙を張り替えたら大失敗の連続でそれでも素人ながらもプロ級並みに仕上げることができました。(時間はかかりましたが・・・。)DIYは得意な方ですが、この壁紙の張り替えは事前に調べておかないと貼ったはいいが、最後に剥がさないといけないとなると最初から業者に頼んだ方がよかったと後悔するでしょう業者に頼めば6帖1間で柄のない壁紙で43,000円~柄ありだ...

初めて挑戦する場合は、やはり柄物は避け、ジョイント部分と障害物に対する
貼り方
さえ上手にできるようになれば、そこまで難しい作業ではない気がします。

DIYの基本は、習うより慣れろ!そして失敗から学び成長する!
これ私が、DIYをする上で心がけていることです。習うのは簡単ですが、やはり、自分で
ゼロから調べて、失敗を繰り返し成長していけるところも、一つの醍醐味ではないかと思います。

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